イベント集客を頼んでくる人の「プライド」の話

日頃から、いい言葉を見つけてはtumblrにのせているのですが、今日、「プライド」に関して岡本太郎さんが紡いだ素敵な言葉と出会いまして。


ー大切なのは、他に対してプライドをもつことでなく、自分自身に対してプライドをもつことなんだ。他に対して、プライドを見せるということは、他人に基準を置いて自分を考えていることだ。そんなものは本物のプライドじゃない。たとえ他人にバカにされようが、笑われようが、自分がほんとうに生きている手ごたえをもつことが、プライドなんだ。相対的なプライドではなくて、絶対観をもつこと、それが、ほんとうのプライドだ。このことを貫けなかったら、人間として純粋に生きてはいけない。



なるほど。自分自身への絶対感がプライドというもの。見栄はプライドとは違うもの。ふむふむ…と思っていたそんなとき

就活イベント集客の依頼が2件もきました 

つまり「〜人集めたら一人当たり〜円お支払いするので集客手伝ってください」という旨のものです。人によって口説き方は違いますが結論はすべてこれに帰結します。これを読んでいる人の中には、実際に頼まれたなんて人も少なくないかもしれません。



この依頼、すご〜く多発しています。
そして誰も大声で言わないけど

くそめんどい



ほれ、金は払うから人集めといて、お願いね〜的な雰囲気を出してくる人は

めんどいを通り越してうざい




この連絡の返事どうしようかな〜〜〜〜ほげ〜〜〜〜と考えているうちに

この人たち、
自分の考えた企画に自信あったのかな
だとしたら、
人に集客頼むなんて相当屈辱じゃないのかな


と考えてしまいました。


人に集客を頼む、ということは「その企画がウケていない」と他人に露呈しているのと同義ではないでしょうか。「自分が自信満々で考えた企画に人が集まらない」と言わなきゃいけないくらいなら練り直しかポシャった方がましだと個人的には思います。


そこまで頭を使って考えられていない就活イベントがあちこちで行われている気がします。学生団体が増えるに伴ってクソイベントが増えているような。


筆が滑りましたが、言いたいのはイベントが量産されていることではなくて

自分が企画するものに対して絶対的プライドはあるのか?

ということです。


絶対いける・意義があるという根拠なしに、サクッとイベント内容を決めたせいで人が集まらないというミスを、集客依頼という他人ありきな解決策に頼らないでほしい。







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